お寿司

パックに詰まった様々なネタのお寿司

握り寿司

お寿司の宅配弁当は毎日注文するには贅沢すぎますが、特別な記念日や月に一度の 給料日にならオーダーしてもよいでしょう。 回っていないので随時食べたいネタを大将に注文して握ってもらうお寿司屋さん でも、レーンの上を回転するお寿司をヒョイと上手に取り上げて食したらお皿を 積み上げていくタイプのお寿司屋さんでも、成人男性が満腹になるまで食べれば 軽く千円を超える料金になりますし、頑張ればひとりで2千円や3千円をオーバー することも全然無理ではありません。 ですから必然的に普通のランチよりも握り寿司の宅配弁当は高額になりますが、 おいしいからハッピーな気分になれるので気にしなくてもいいでしょう。 人気のネタは大トロや中トロ、サーモンなどがありますが、タコやイカも根強い 人気がありますしイカだって負けてはいません。 男性の名前っぽいカツオやハマチも主役にはなれませんがレギュラーを勤める実力 は持っていますし、最後に食べる玉子の味も格別です。

チラシ寿司

身内のお祝い事では握り寿司よりもチラシ寿司の方が喜ばれることもあります。 寿司屋さんに注文しなくてもその家の料理の担当者が時間をかけて製作すること もできはしますが、味は専門店には敵いませんので家族以外の者を招いているの なら宅配を請負ってくれる業者に依頼するのがいいでしょう。 寿司飯の上に多様な具材を散らしているからチラシ寿司と呼ばれていますが、この 具は特にルールはないので好きな物を散らせばよく、その違いによって同じチラシ寿司 に分類される仲間同士でも別のメニューとなっています。 チラシ寿司だけでも何種類かを用意しているショップが多いので、食べたい具材と 予算に応じてその中からオーダーするのが一般的です。 寿司屋のメニューですので魚介類が多く使われていますが、もしも魚が苦手な人が いるのならその旨伝えて相談すれば特別なアレンジをしてくれたり、海産物を 一切使わず寿司飯とシイタケ、玉子だけのバージョンをこさえてくれたりも可能でしょう。

助六

この助六とは人名ではなくお寿司の一種で、いなり寿司とのり巻きのセットです。 人名が由来とはなっていますが、別に助六さんが考案したわけではなく、また助六 さんの大好物だったわけでもありません。 そもそもこの助六とは一体誰なのでしょうか。 実は歌舞伎の「助六所縁江戸桜」の登場人物で、タイトルにもなっていることから お察しの通り最重要キャラ、主人公の名前です。 この歌舞伎には助六と仲の良い女性、揚巻さんも出てくるのですが、揚巻とはまさに いなり寿司とのり巻きのことを指しているように感じられたのです。 いなり寿司は油揚げを使っていますし、巻の方は説明不要なほど明白でしょう。 このセットの揚巻が助六所縁江戸桜に出てくるキャラクターの揚巻に繋がり、そして 主人公の助六へと到達したのです。 彼の名前にあやかったおかげか、今でも助六は寿司のお弁当の定番になっています。